新型コロナウイルス感染症の拡大により、私たちの生活は大きく変わりました。
この記事ではコロナ禍で婚活がどのように変化したかについてお話ししていきます。
どのように婚活を進めれば良いか迷ってしまう方に向けても、最近話題の「オンライン婚活」についても詳しく解説します。
このご時世でも婚活を頑張りたい方にこの記事が参考になれば幸いです。
コロナ禍の中で「結婚したい」と考える人急増
外出も人と会うことも自粛を余儀なくされ、家族の大切さを再認識したためか、「結婚したい」と考える人が増えています。
ブライダル総研の婚活実態調査によると、もともと恋愛・結婚意向があった独身者の約4割が、恋愛・結婚意向がさらに高まったと答えています(恋人がほしい 37.5%/いずれは結婚したい 41.6%)。
さらに、恋愛・結婚意向が高まったと答えた人は、そうでない人と比較し、「人と過ごすことのありがたみ」「時間ができて将来を考える機会」が高まった・増えたとする割合が高い結果になっています。
自粛期間中に「人と過ごすことの貴重さ」「将来を考える機会」が増えたことで恋愛・結婚意向の変化ととの関係が深いことがわかります。
このように、コロナ渦は、男女ともに結婚観に対して変化をもたらしています。
コロナ禍の中での男女の結婚に対する考え方の変化
次にコロナ禍で男女の結婚意識にどのような変化が生まれたのかについてご紹介していきます。
コロナ禍の婚活で求められているのは「パートナーとの距離感」
コロナ渦によってパートナーに求めるものにも変化が見えています。
同調査の結婚相手に求める条件の上位には、「安定した収入」「安定した職業」といった経済的な条件の他に、「長時間一緒に過ごすことが苦にならない」「個人の時間を尊重してくれる」などの項目が追加されました。
新型コロナウイルス感染症流行によって自宅にいる時間が増えたことで、「パートナーとの距離感」重要視されるようになったと考えられます。
コロナ禍を経て、今までの固定概念も全く変わって来て、相手へ望むものも変化しているのです。
「自分軸」を意識した婚活をする人が増える
自分軸とは「自分自身が納得して受け入れている考え方や意思の事」を指します。
先ほどの調査でもあった通り、婚活で多くの人が「一緒にいて居心地がいい人」を求めています。
つまり、コロナ渦で多くの人が「自分軸」の目線になって考えるようになり、その結果「自分を理解してくれて、自分がリラックスして過ごせる人」を求めるようになったと考えられます。
コロナ渦で結婚を躊躇する男性も一定数いる
コロナ期間で女性は将来への漠然とした不安を解消するために、精神的な安定を求めて結婚意欲が増しています。
しかし男性は少し違います。
男性は将来への不安や今後自分を取り巻く変化に敏感に反応し不安を感じるため、結婚に躊躇してしまうのです。
そのため、婚活に意識を向けることが難しい男性が一定数がいるのです。
これからの婚活は女性からアプローチしましょう!
コロナ渦で人と出会う機会が制限される中、積極的にアプローチするというのは中々難しいかもしれません。
しかし女性の方が妊娠・出産のリミットを意識しやすいため、男性より結婚に関心が向きやすいのが事実です。
その上、男性は交際・結婚に及び腰である上、コロナ禍でさらに不透明感が漂っている今、積極的に動こうとしないでしょう。
そのため女性からアプローチする方が効果的と言えます。
しかし、ただ闇雲に男性にアタックしろというわけではありません。
男性は、本能的に追いかけたいという欲求を持っていると言われることがあります。
そのため男性側の都合を無視して、あまりにもガツガツしているような場合は引かれてしまうケースもあります。
男性の気持ちや立場を理解し大切にすることがアプローチ成功の秘訣です。
徐々に浸透してきたオンライン婚活
とはいえ、大人数が集まるイベントの開催自粛要請に伴い、次々と婚活パーティー開催の延期や中止されているのが事実。
コロナ下で婚活をどのように進めれば良いかわからないですよね。
そんな中、今注目されているのが「オンライン婚活」です。
オンライン婚活とは、「インターネット上で進める婚活」を指す言葉です。
ZOOMやSkypeといったWeb会議システムなどを使って婚活を行います。
今までも「ネット婚活」というものは行われてきたものの気軽に登録できる側面があるため、暇つぶしや遊び目的の人が混ざっているケースが多いというデメリットがあります。
一方「オンライン婚活」では行う場所が違うだけで基本的に対面のお見合いや婚活パーティーと内容は同じです。
結婚相談所主催のものは必要書類などで身元確認や独身確認をしっかり行った会員のみが参加しています。
そのため婚活パーティーに安心して参加できます。
さらにインターネット環境さえ整っていれば、どこからでも参加できます。
つまり様々な地域から参加するため、一般の婚活よりも選択肢が広がります。
コロナ禍で婚活の進め方がわからない方は「オンライン婚活」を利用してみるのも良いかもしれません。
コロナ禍での婚活の変化とは?まとめ
今回のコロナ禍で変化した結婚観がお相手探しの基準を変えた方も多いようです。
さらに「オンライン婚活」という新しい婚活のやり方も登場しました。
このように、生活の大きな変化によって婚活の進め方にも変化が生まれているのです。
そのため婚活を進めるのがが今までよりも難しくなったのではと思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、人の本質は自身にお金・時間・心などに余裕がない時や、大変な時に表れるものです。
このコロナ禍でそういった「人の本質」というものも判断しやすくなったのではないでしょうか。
こんな大変な時だからこそ、この先どんなトラブルや困難があっても、一緒に乗り越え、支え合いながら生きていくパートナーを見つけやすい時期と言えるかもしれません。